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万華鏡の楽しみ方

毎年の世界大会を参観するのも楽しみの一つです

万華鏡の楽しみ方

コレクターとして万華鏡を収集したり、毎年の世界大会を参観するのも楽しみの一つです。プレゼントには万華鏡と決めて一緒に会話を楽しむのも
良いですね。

お勧めしたいのは、自分で作る楽しみです。「自分で作れるのですか?」と
聞き返すお客様は結構いらっしゃいます。

参加して見ると自分の感性を導き、誘発してくれることに驚かされるでしょう、ハマります、奥が深いのです。
本体の材質を選ぶ、ミラーを選ぶにしてもシステムはどうするか?
ここまで決めても、次のハードルが高いのです。
オブジェクトの選択です。サイズ・材質・色合い・天然自然物か手間暇かけた加工品か?どれを取っても無数無限に近いのにその掛算(組合せ)です。

万華鏡の楽しみ方

しかもケースは密閉型ですから1度決めたら外からコントロール出来ません。完成して、観られる映像はもはや『天使』の下さる恵み ~癒される、励まされる、感動する、美しいものを見せて頂く~ なのです。

そして観る楽しみが残されてます。上、下、横、角度変えてみる。
光を絞って観る、光を当てて観る。廻してみる、振ってみる。集中するか拡散するかオブジェクトの動きを追ってみる。スマホで動画を撮ってみる。

注「富良野の万華鏡の家」も「創心万華鏡2k540店」も「tokyokaleidoscopes」もオブジェクトはその店のスタッフがその店に相応しいオリジナルを創り提供しております。株式会社プリンツはミラーシステムなど指定に従って部材を提供しております。

楽しみ方は無限!!
作るも、観るも無限の楽しみ。だから誕生200周年!!

 

回しながら見る人、動かさずにじっとして見る人、様々だと思います。

万華鏡の楽しみ方

私が長年万華鏡作りに携わり、組み立て、仕上げ、検品から身につけ今も日々行っているのが次の様な流れです。検品とは言えその都度新たな感動を受けます。至福の時です。万華鏡が200年の間、人を魅了し続けてきた秘密なのなのでしょう。

先ず本体を片手で持ちます。、もう一方の手の平でオブジェクトケースを覆います。漆黒の闇しか見えません。闇に目を慣らします。次に覆った指を一本ずつゆっくりと開いて行きます。最初の出会いが始まります?.次にふさいでいた手が全部開いて、映像の全体が見えます?。次、本体を両手で持ち約半回転して止めて映像を見つめます。グリセリンオイルの中をオブジェクトがゆっくりと動き、映像が様々に映り変わって行く様が楽しめます。

万華鏡の楽しみ方

さらに、窓辺や庭先で太陽光を浴びせながら映像を見ます、この自然光で見る映像が一番の輝きかもしれません。室内で再現するには懐中電燈などの光で照らします。1度密閉したオブジェクトケースは、外から手を加える事は出来ません。ひたすら受け身で与えられた映像を天使の恵み、天使の癒やしとして受け入れ楽しみます。

ただ一つ映像をコントロール出来る方法があります。それはミラーの頂点を真上に位置して見ればその映像は中心部から外に向かって広がってゆくように見えます。元気がもらえます。ミラーの頂点を真下にして覗けば、オブジェクトは映像の中心に集中してきます。特に雪の結晶の思いを映像映像に託し、楽しむ瞬間です。万華鏡を正面に見すえ、顔と一緒に少しずつ先端を下げてくると、ある時から色ガラスでもビーズでも無い、入れた覚えの無いものが映像が踊りだす様に割り込んできます。

万華鏡の楽しみ方

この時左右に本体をゆっくりと振りますと光、輝きを持った第3のオブジェクト?が加わります、沈むガラス、浮くビーズに加えられた空気とオイルの境界線の見える新たな映像です。

それぞれ見られる映像は同じものは一つとして無く、それは、無限です。
さあ、それを多くの友人に伝えたい、見せたい。自分が作った万華鏡映像ならなおさらの事です。そこでスマホの登場です。映像を撮影して送りましょう、万華鏡は新たなコミュニケーションツールとして楽しむことができます。

従来ではあり得ない事ですが、本体とオブジェクトケースの接合部分を持って、手首のスナップをきかせて振ります。ケースの中の空気が気泡の粒となり、これが満天の星となり手の平に大宇宙が出現します。感動ものです。

 

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